カッティングシートと似た素材でできていますが、こちらは背景や装飾などを使用できるシートです。
パネル看板の表面にも使われ、非常に用途の多いサインです。
小さくカットすることでステッカーとしても使用でき、通常のシールよりも耐水性に優れています。
一昔前まではカッティングシートを切り貼りして張り付けた看板が主流でしたが、パソコンやプリンタの普及や性能向上で看板制作はインクジェットシートが主流になっています。
もちろん、群馬県で掲げられている看板の多くもインクジェットシートで出力された看板です。
インクジェットシートでの看板印刷は低コストで汎用性に優れています。
制作のイメージとしては、自宅のパソコンに繋げたプリンタから印刷するのと全く同じ作業工程です。
大型のインクジェットプリンタから直接インクジェットシートに印刷していきます。
パソコンから写真やイラストをプリントアウトした時、とてもキレイにプリントアウト出来るのと同様に、インクジェットシートで制作した場合も複雑なデザインやグラデーションが表現出来ます。
シートに印刷した物を看板のサイズに合わせて切り貼りしますので、大きさや形状も問いません。
大型のプリンタから数枚印刷して、印刷したシートを繋ぎ合わせることで、プリンタの幅以上の看板の制作も可能です。
シートの種類も光を透過させるもの、凸凹した面にキレイに貼れるもの、シート自体が透明のもの等様々です。
その様々なシートの使い分けは、最終的にシートを張る看板の形状に合わせたシートが選ばれます。
もちろん、ラミネート加工等を行い、耐水補強は施します。